こんにちは。TATSUYAです。
FXの取引業社は大きく分けて２種類、「A-book」「B-book」に分けられることをご存知でしょうか？
今まであまり気にせず過ごしてきましたが、自分でももう少し理解していた方が良いなと思い、記事に残すこととしました。
北海道札幌市在住。2015年より不動産投資をスタート。
2019年にFX自動売買と出会い、収益が一気に加速、2020年3月にサラリー年収1000万円を捨てて脱サラしました。
14年間勤め人として過ごした中で感じていたのは「違和感」でした。
多くのサラリーマンが「違和感」感じていながら何となく考えることから逃げ、1度の人生の大半を終えてしまっているのが現状です。
違和感を感じているなら行動するのみです。年齢は関係ありません。一歩を踏み出しましょう。
僕は脱サラ後、毎日好きな場所で、好きなだけやりたいことができるようになりました。
チビたちのゴールデンタイムも一滴もこぼすことなく一緒に過ごすことができています。
現在、大家と兼業で「IMアカデミー」のメンバーとしてトレードで利益をあげる傍らで、ブログを中心にIMアカデミーの魅力を発信しています。
基本的には「自分の生きたお金」を投入してレビューします。
良いと思うシステムしか紹介しません。
是非気軽にご連絡ください(^○^)
Contents
違いは取引相手
今回の「A-book」「B-book」という呼び方については、国内外を問わず使用される用語です。
株取引や債権取引では、トレーダー同士の注文の条件があって初めて売買が成立しますが、FXは必ずしもそうではありません。
FXも基本的には売買の条件がマッチした相手がいて取引が成立しますが、その相手によって「A-book」「B-book」の呼び方が変わってきます。
「A-book」の取引相手
「A-book」のFX業者は、顧客からの注文を「インターバンク」と呼ばれるシステムに流し、条件がマッチする他の顧客をつなぐことで取引を成立させます。
インターバンク
為替ブローカーや銀行等が資金運用・調達を行う市場
業者はインターバンクへ注文を流すだけなので、収入源は手数料がメインとなる為、顧客の取引量に収益が依存する形となります。
「B-book」の取引相手
「B-book」のFX業者は、上記のインターバンクを介さずに取引します。
顧客の注文を受け、反対の注文を出して取引を成立させます。
その後、インターバンクから顧客の注文よりも安く購入することで利益を得る仕組みとなっています。
なぜこのような仕組みが成り立つのか不思議でしたが、中身は意外とシンプルでした。
顧客に見せている為替レートはあくまで業者（B-book）が示している価格で、インターバンクのレートよりも悪いレートを示している為、このような仕組みで利益を出すことができるのです。
「B-book」業者は違法なのか？
上記の通りだとして、それは違法なんじゃないのか？
そう思ってしまう気持ちもわかります。
が、結論から言うと「合法」です。
違法行為の「ノミ行為」と揶揄されることがありますが、全て法律の範疇で認められている手法とされております。
ノミ行為
顧客の注文を取引所に出さず、相手の資金を得る違法行為。
ギャンブルにおいて、顧客の注文を通さずに自分で呑んで自分の物にしてしまう行為が語源。
「B-book業者」が、顧客の注文をインターバンクに通さない行為が「ノミ行為」に当たるとする意見もありますが、インターバンクには顧客よりも安い注文を出して取引している為、厳密にはノミ行為には当たらないと言えます。
「A-book」「B-book」の見分け方
ネット上でどのFX業者がどちらに分類されるのかは大体オープンにされているのですが、念のため確認しておきます。
とは言っても、業者側は顧客に通達せずにルールを変えることができてしまうので、「A-book」だと思っていた業者が「B-book」になっていたとしても気づくことは難しいでしょう。
現段階で、海外FX業者は両方が存在しますが、国内はほぼ「B-book」と言われています。
理由はとてもシンプルで、日本人の取引量が世界トップクラスである為です。A-bookに切り替えるメリットがないのです。
海外がやや複雑で、両方が混在している状況です。
有名どころで言うと、TradeviewやFXOPENが「A-book」です。
逆にその他の多くは「B-book」とされています。
有名どころで言うとXMやAxioryですね。
どちらを選択すればいいか
A-bookとB-bookの違いを知ると、なんとなくB-bookに分類されている業者の方がほうが不透明で怪しいという感じはしてしまうと思います。
ですが、金融先物取引業協会の規制もあるので、B-bookが好きに操作することができるとしても、犯罪まがいな行為はすることができません。
A-book業者のメリット・デメリット
メリット
なんと言っても透明性でしょうか。
自分の思ったトレードをそのまま反映してくれるので、安心してトレードできます。
出金トラブルも可能性は極めて低いので、利益が大きくてもサクサク出金できます。
デメリット
1lot＝10万通貨なので、有利なトレードをするには高額な証拠金が必要になります。
この為、初心者には大変敷居が高く、オススメできない業者と言わざるを得ません。
また、インターバンクから注文を調達できなかった場合にはスリッページとして戻ってくるリスクもあります。
全体的にトレードコストが高くなる傾向にあります。
B-book業者のメリット・デメリット
メリット
A-bookでは考えられないほどのレバレッジがかけられる他、入金時のボーナスも強烈です。
初心者にはとても良い条件でスタートできる環境と言えます。
また、前述の通りで、B-book業者は顧客の注文をインターバンクに流しません。
自社で買い上げる為、どんな注文でもまず約定します。
スプレッドもA-bookに比べると狭く、手数料もかからない為、稼ぎやすい環境になっています。
デメリット
初心者のうちは良いのですが、利益を出しすぎると口座が凍結されたりします。
基本的には顧客と利益相反の関係にあるので、目をつけられるとあらゆる方法で妨害して来ます。
意図的にスリッページを発生させたり、約定拒否なんていうことも平然と行って来ます。
万が一そういった対応があった場合は、他社へ乗り換えるタイミングかもしれません。
まとめ
結局どっちが良いの？
とモヤモヤされてしまったかもしれませんが、どちらも一長一短です。
ご自身の投資スタイルに合わせて判断するしかありません。
個人的には、海外のB-book業者がベストだと思います。
ゼロカットがない、ボーナスが潤沢、レバレッジを効かせた取引ができるところが自動売買にマッチします。
今まで、約定拒否と思われるようなこともありませんでしたし出金に関してもトラブルはありません。
「FXやバイナリーオプションで取引にチャレンジしてみたい！」と意気込んでいる方にオススメなのは、あるコミュニティに参加することです。
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